龍舟通信2005 第2号 「第2回菜の花カーニバルでドラゴンボート試乗会
2005年4月3日
 

3月26日(土)、しながわ花海道プロジェクト主催、しながわ観光協会共催で第2回菜の花カーニバルがしながわ花海道(勝島運河)で開催されました。日本ドラゴンボート協会ではこのお祭りの会場となった品川区東大井の勝島運河にドラゴンボート2艇を曳航し、お祭りに集まった家族連れを対象に11時から14時までボートの試乗会を行いました。試乗者はほとんど切れ目なく、約400名の親子連れにボート漕ぎと運河から眺める土手の菜の花を楽しんでもらいました。

当日は満開の菜の花が鮮やかな土手沿いに地元の人が出店した肉まん、お餅、煮込みなどの露店が並びました。 
また、季節の花や菜の花のプレゼント、無料バーベキューのサービスがあり、東京のお祭りとしては、こじんまりとした地元手作りの趣のあるイベントでした。当日はドラゴンボートのほかにゴム製10人乗りのEボート3艇、カッターボート1艇も参加し、家族連れや子供たちは3つのボートを乗り比べていました。

ドラゴンは勝どきマリーナから
レインボーブリッジの下を通って品川へ
ドラゴン初乗船
 
さあ出発♪

このイベントの行われた東大井には幕末の頃、土佐藩の抱え屋敷があり、ペリー再来航に備えて、土佐藩が築いたという砲台があります。当時、20歳前であった坂本龍馬は、佐久間象山の下で西洋砲術を学ぶ傍ら、この砲台で警備についていたそうです。龍馬が書いた手紙には、いったん事あらば、異人の首を討ち取り…などと勇ましいことが書かれているそうです。露店の中には龍馬関係の書籍を販売する東京龍馬会の露店も出ていました。

また、土佐藩品川屋敷跡に日本で初めてのビール工場があったということから、今回、立会川オリジナルビール「品川縣ビール」という地ビールがお目見えしていました。小瓶1本500円と大変高価。一応、一般の試乗会が終わった後、商店街や観光協会で即製のチームを作り、Eボートでのレースがありました。賞品は「品川縣ビール」24本、1万2千円分です。参加を許された舞浜河探検隊チームが漕ぎ手8名の内、女子4名、地元商店街のオジサン3名の強制参加のハンデを負いながらもブッチギリの優勝。「あの人たちはプロだから・・。」といった地元商店街の人たちの声も聞かれましたが、お祭りに参加した地元住民の方ばかりでなく、主催者、協力したボート関係者全員も大いに盛り上がったイベントとなりました。

パドルはこんな風に持ちます
品川花街道 菜の花が綺麗でした
 
みんな順番待ってます

手前がEボート、奥はカッター
動く坂本竜馬像
 
子供から大人までみんなで
ドラゴンを満喫

全然疲れてないよ。楽しい!
いい漕ぎっぷり
 
初めてでもレースは燃える

ドラゴンボート関係でご協力くださった方々は下記の通りです。Eボート試乗の舵、説明とあわせ、どうもありがとうございました。
(敬称略・順不同)
舞浜河探険隊9名

橋本、堤、横山、玉井、岡本、 井上、目黒、田畑、日森

チーム未来2名
河島、木村
東京龍舟3名
中西、斉藤 前嶋
チームベリー1名
長谷川
協会関係
妻木、吉本、柳迫
勝どきマリーナ
阿世賀、渡辺
やったー!品川地ビールGET!
 
レポート  東京龍舟:中西英樹

 

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