JDBA 日本ドラゴンボート協会
   
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「世界選手権大会女子日本代表」

今回、世界大会に参加させて頂き、多くの学び・感動・想いに触れる事ができました。また、ドラゴンボートという競技を改めて見つめ返すことができました。スーパードルフィンとしては2回目の世界大会の出場でしたが、今回参加したメンバーの半分以上は初めての世界を経験しました。私もその1人で、胸に日の丸の重みを感じ、その場にいられた事を心から幸せだと感じました。レースでは、世界の高い壁を感じながらも、自分達の精一杯の想いを乗せて漕ぎきれたと思います。どんな結果であろうと「明るく元気に」をモットーに、思いっきり楽しめました。勝負だし、負けたくはないのですが、それよりも感動している自分がいました。チーム全体を振り返っても、1日1日が過ぎていくたびに輝きを増したメンバーの笑顔がありました。そして、後輩たちの成長、先輩たちの強さを肌で感じることができました。改めてスーパードルフィンのチームを誇りに思えた一瞬でした。そんなメンバー皆のために、何かが出来る自分でありたいと強く感じました。

最後に、世界大会参加に際して、協会関係者各位、チームサポーター、家族、職場の皆様に深く感謝します。今後もスーパードルフィンは常に「感謝」の謙虚な気持ちを忘れずに、狂漕人になるべく、人間としても成長し、素敵な日本女性になりたいです。ありがとうございました。

スーパードルフィン代表
山本 智子



初世界大会!

僕は今年の五月に初めてペーロン舟を漕ぎました。それまではペーロン、ドラゴンボートという名前を知りませんでした。友達がペーロンをしていると言うので見に行ったのがきっかけでした。最初はこの競技をやる気は無く、ただ見に行っただけだったのですが、だんだん魅力に惹かれていき、気がついたら世界で漕いでました。ついこの前までペーロン、ドラゴンボートの名前も知らなかったド素人が世界という大舞台で漕げるということは、これからの運を使い果たしてしまったのではないかというくらい幸運なことでした。

いざ世界に行くと、いきなり盛大な開会式があり、しつこいぐらいの花火で世界大会という規模の大きさを実感しました。中国の舞踊や武術を見て、感動しました。

 

そしてレース・・・ホームグラウンドの相生で必死に練習したことを出していけば世界に通用していけるのではないかと思い、緊張しつつもワクワクしていました。チームのみんなで声を出して気合を入れて、レースが始まりました。レース開始直後、世界のチームはすでに僕たちの前を走っていました。そしてそのままゴール・・・世界のレベルの高さを痛感した一瞬でした。外国の選手は身長も鼻も高く筋肉もムキムキで、陸チームの一番背の高い人と一番ガッチリしている人が合わさった感じの人ばかりでした。世界の漕ぎ方にはとても速いピッチをゴールまでキープしていく国、ピッチは遅いけれどパワーとストロークでスピードを出していく国など、体格に合わせた国特有の漕ぎ方がありました。

陸チームの結果は残念な形となりましたが、相生で練習したことをしっかりだし、練習で計ったベストタイムを超えるタイムが世界で出せました。そして、レース終了後、最下位になって悔しいながらもチームのみんなで1レースごとに大きな声を出し、必死に漕いだことややりきったことをみんなで認め合い、負けてクヨクヨしても仕方がない次がんばろうという前向きな気持ちをみんなでもてた事がチームとして素晴らしい事が出来たのではないかと思います。

 

今回の陸チームは新人や10代の選手が多く、見たもの全てが新鮮で吸収するものもたくさんあったと思います。今まで見つめていた日本の頂点よりさらに高い世界の頂点を見つめることができ、もっともっと努力し、今までの限界を超えなければという気持ちがチームにできて世界大会で得たものは大きかったです。レースだけでなく、中国の文化にふれたことや世界の人々と交流できたのはとても良い経験になりました。そしてこれほど英語が話せれたらなぁ・・・と思ったことはありませんでした。

世界大会をここまで楽しく思い出深いものになったのは協会の皆様のご協力、努力があったからこそだと思います。支えてくださった皆さんに感謝の気持ちを持って、これからもっと速くなって世界をギャフンと言わせれるようチーム一同努力していきます。そして世界規模で熱くなれるドラゴンボートという競技をみんなにもっと知ってもらえるようにしていきたいと思います。世界大会最高でした。ありがとうございました。

陸ペーロンチーム  植田 雅也



「世界大会出場後記」

本年4月16日、都内某所にて “東京ドラゴン・マスターズ”(シニア日本代表)を結成すると同時にメンバー組成、練習内容及び役割分担等、世界大会(10月23,24日)に向けての概略スケジューリングを行なった。この過程で最も苦心したのが、“目標の設定”と“メンバー組成”である。目標については、勝敗、楽しむ、(日本に於ける)シニア大会普及への布石、世界的友好促進等意見が飛び交ったが、大会出場への心地良い興奮と酒の勢いも手伝って、そのすべてを達成しようと欲張りな、逆に言えば曖昧なものではあった。

一方、メンバー集めについては、大会の行われる年の1月1日時点での40歳以上、最低22人のノルマ達成は、今だから言えるが、自信はなかった。現に、エントリーしていても、仕事関係など止むにやまれぬ事情で参加出来ずに泪した仲間は10人を越えた。それでも、最終的には在香港、上海等の仲間の出場協力を得て何とか最低基準はクリアーした。苦労話として余談になるが、40歳以上の定義解釈に付き、大議論、色々(悪?)知恵(閏年解釈など)を出し合った事も一時あった。

そんな状況ゆえ、シニア独特の老獪な盛り上がりを糧に動き出した我等チームも、全員集合での水上練習は、結局なし得なかった(これは、物理的に無理で、当初から想定していた。)、が、そこは経験豊富で器用な連中ばかり、練習に参加出来なかったメンバーは、毎回の練習メニューの共有による自主トレに没頭していた(と、私は今も信じている。)又、「勝ちどき」での20人艇を使った貴重な練習の機会を与えて頂いた協会の方々には、茲許、深謝申し上げたい。

世界大会前の実戦編として、マスターズ・メンバーを中心に組成したチーム(遠く、関西地区メンバーからも合流)で挑んだ横浜大会(優勝)及び江ノ島大会(決勝トーナメント進出)では、成績もさることながら、通常練習時よりも多くの仲間と一緒に漕げたという充足感が、今も時折、反芻する。そんなわけで、種々問題を綱渡り的に、巧妙にクリアーしながら、各自独自ルートで上海に到着、胸躍らせ大会に臨んだ。

結果は、“勝敗”と言う二文字に固守すれば、日の丸の期待に残念乍ら答えることは出来なかった。が、それ以外の、前述のチーム目標は、概ね達成出来たものと自画自賛している。今大会出場により得た教訓の一つとして、特に、欧米のシニア・チームの実力がプレミア(一般)とほとんど遜色が無く、強力であった事に大きな驚きを覚えるが、冷静に分析すれば、これは体力の違いと言う単純な紋切り型の解では説明出来ない、つまり、“ボート文化”という途轍もない魔物が龍舟に乗り込んでいるという事であろう。そして、“漕ぐこと”が彼らにとっては“生活”であると理解すべきであろう。従って、試合は“生活”の流れの中の一つの通過点に過ぎないし、にわかに信じがたい、(カナダ、豪州など)毎日行なうという豊富な、我々が言う、“練習”は、その言葉で理解しうる。漕ぐことが、肩肘張る事もない自然な営みかつ楽しみなのであろう。緊張して試合(“戦い”)に挑む我々とは根本的に違うように思える。

彼らに対抗する為には、私見ながら、まずジュニアの育成含めボート人口を拡大し、独自の“日本流ボート文化”を構築していかねばならないのであろう。いずれにしても、事故もなく、本当に楽しく、勉強になった大会であった。これは、大会関係者及びわざわざ応援に来て頂いた方々のご尽力のお陰である事は言うまでもありません。

最後に、我々シニア・チーム(中国語で、シニアを“老人隊”とアナウンスされたのには、唖然としたが)も、今回の大会出場の経験を生かし、日本のドラゴンボート発展の為、各自出来る限りの協力をさせて頂く所存。

以上

世界選手権参加者から以下のようなコメントが寄せられました(要約)。
・渡邉さん(香港から参加、日曜日のレース後に、閉会式パーティーも参加せずに慌しく去って行きました。)

私は、500mの一本目の中盤が呼吸困難で死にそうで、かなり足を引っ張ってしまったと思いますが、それ以外は楽しく漕がせて頂きました。結果はともかく、香港日本龍の先輩方や、仲間の皆さんと一緒に激しく楽しく漕げる素晴らしい機会を与えて頂き有り難うございました。川下りやスラロームを20年以上やってきましたが、日本代表として世界大会で漕がせて頂ける機会が来るなんて想像もしておりませんでした。まったく考えられない出来事であります。 ユニフォームは家宝として大切に(と言いながら来シーズン練習で着てたりして…)とっておきます。 閉会式や日本代表チーム全員のパフォーマンス「よさこいソーラン」に参加する事が出来ませんでしたのとても残念です。」

・国友さん(関西から参加頂きました)
申し遅れましたが、世界選手権に参加出来ましたのも、皆様のおかげと思っています。大変貴重な経験をさせていただきまして、本当に有難うございました。残念ながら、大阪のチームではまだ世界選手権に出る事を考えているチームはなさそうで残念です。今回の経験を活かして、将来大阪からも代表を出せる様にして行きたいと思います。これからも宜しくお願い致します。

・吉川さん(元香港日本龍、関西から参加頂きました)
上海では大変御世話になり、ありがとうございました。おかげさまで香港時代の懐かしいメンバーにも会えたし、おもろい仲間も発見できたし、ほんとに楽しい大会でした。また昨日は写真CD拝受、未だ一部しか見ておりませんが、たくさんの思い出をありがとうございます。成績は今ひとつでしたが、さすが世界大会、と感動したり落ち込んだり、この思いはぜひ関西ドラゴンに伝えます。香港出身者が、協会やチームの重鎮として活躍されて居られる姿も頼もしく思いました。

 ・藤田さん(香港日本龍女子キャプテン)
お疲れ様でした&色々とありがとうございました!とっても楽しい4泊5日でした。レースの結果、他のチームと比べてしまいますとタイム的にはちょっと(?)遅れぎみでしたが、前夜のホテル喫茶室での「IMAGE−TRAINING」と、当日のSTART LINE まで行く間の短い時だけが私達全員が揃ってパドルを合わせられる時間だった事を考えると、私のなかでは「100点満点でーす!」楽しいレース(200Mは短くて楽しかったけど、500Mは、う〜ん 長かったなあ!)そして楽しい仲間、良い思い出がまたできました。私のドラゴンボートのアルバムはこれで更に増える訳ですね!今日さっそくフィルムを出して来ました。私達が漕いでる写真は本当に数枚しかないんですが、まあ色んな場面が撮れてますので、仕上りを楽しみに待っているところです。

・ 安達さん(東京龍舟)
国内大会でのパドル使用について、国際大会、アジア大会、世界クラブカップ選手権、いずれもマイパドル持参が普通となっています。国内の大会ではスポンサーへの配慮から難しいと聞いていますが、せめて日本選手権や国際大会派遣選考レースにおいては国際基準に沿う形で、禁止するのではなく、協会の基準を満たしているパドルであれば許可するべきだと思います。マイパドルを購入すれば、自然とパドルを大切に扱いますし、各チームのモチベーションも向上し、熱心に練習をする様になるのではないでしょうか。是非前向きにご検討をお願いいたします。

以上

東京ドラゴン・マスターズ
キャプテン・ 有坂正和

 

 
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