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天神祭奉納2014日本国際ドラゴンボート選手権 レーススケジュール&ポイント&競技規則

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更新日:2014年07月10日

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レーススケジュール

競技詳細


天神祭奉納2014日本国際ドラゴンボート選手権大会 競技規則

1.大会規則は一般社団法人日本ドラゴンボート協会2014年度競技規則・規定による。

2.競技参加条件は、2014年1月1日現在満15歳以上(シニアの漕手は同40歳以上)でなければならない。

3.競技は、雨天決行が原則であるが、競技委員長は、選手の安全等を考慮し、レース種目・時間の変更、人員の減員、中断・中止等を決めることが出来る。この決定は最終のものである。

4.競技種目は、オープン、女子、混合、シニアの4種目とする。漕手は、「女子」は鼓手、舵取り以外は全員女子、「混合」は男女いずれも8名以上の乗艇を必要とし、「オープン」は男女の数に一切の条件を付けない。
JDBA2014年度競技規則第3条5項-3に重複乗艇を禁止しているが、シニア、女子種目については「育成種目」とし、自己の責任において他のカテゴリーとの重複乗艇を可とするが、レーススケジュールには配慮しない。

5.競技人数は、1クルー22名(太鼓手、舵取り各1名、漕手20名)とするが、欠員のある場合は太鼓手、舵取りを含め、18人以上でなければならない。

6.レースに必要な、艇、パドル(マイパドル使用可)、太鼓、舵は主催者が用意したものを使用するが、競技に支障あるか否かを出艇前に点検することは、選手の義務である。出艇までに、競技委員会が重大な支障があると認めた場合、用具変更を認める場合がある。マイバチ・マイパドルの検定は監督会議終了後、大会当日、予選終了時まで行う。

7.クルーは招集場にて資格審査を受け、配艇係が割り当てた艇に乗船しなければならない。

8.競技レーンは互いに平行し、各クルーは決められたレーンの中央を進行しなければならない。レーンを外れ、他船の航行を妨害したクルーは「失格」となる場合がある。他のクルーの水路妨害や衝突等を避けるため、レーンを外れた艇の責任は問わない。

9.100メートル地点までの「衝突」「転覆」「水路妨害」などの「事故」については、再レースを行う場合もあるが、それ以降の「水路妨害」「衝突」「転覆」「コースアウト」等による再レースは競技運営時間上極力おこなわない。100㍍を超えて衝突があった場合は、その原因を起こしたクルーは「失格」となる場合がある。

10.乗艇は、出場登録した選手のみが乗艇できる。違反した場合は失格とする。選手の交代員は大会開催週の木曜日までに提出すること。

◇安全対策・競技規則

安全対策について
協会、主催者とも、安全の確保については、真剣に対応策を考えております。選手の皆さんも、自分のこととして考えてください。

◇クルー
①安全主任(指揮者)
 乗艇中の事故に備え、太鼓手と舵取りの2名を安全主任(指揮者)と決める。また、メンバーはその指示に従って行動すること。自己管理を徹底することにより事故を防止できるので、競技出場予定者は、体調管理、心の準備をしておくこと。特に、給水、トレーニング、ウォームアップ、睡眠、飲酒、喫煙、ルール等を熟知し遵守すること。また、競技開始以前から終了までの間、選手は飲酒厳禁とし、クルーメンバーの中で1人でも飲酒が発見された場合はチームを失格処分とする。会場内は所定の場所以外、全面禁煙とする。

②バディシステム
 万一の事故に備え、クルーは乗艇前、漕席を決め、隣席同士でバディを組み、前後の選手も確認しておき、互いの無事存在を素早く確認できるようにすること。

③転覆時の対応
 本大会で使用する艇は、安全性は高いが、万一転覆等で全員が落水したときは、チーム安全主任は全員の指揮を執ること。
艇自体に浮力があるので、艇につかまり(全員艇から離れてはならない)、全員の安全を確認し、救助を待つこと。

④フローティングベスト(FV)の着用義務について
 JDBAが主催、主管、後援する「ドラゴンボート競技大会」に於いては全ての参加選手は、フローティングベストを着用しなければ乗艇を認めない。使用基準として、浮力は、7kg以上のフローティングベストしか使用してはならない。格納型(自動膨張式・手動膨張式)の使用は認める。ウエストベルト式のフローティングベストの使用は一切認めない。
着用義務違反チームは失格となる。
<服装規定>
競技に着用する衣類については、安全対策上「肘(ひじ)」・「膝(ひざ)」が完全に露出する衣類の着用を推奨する。

⑤マイパドル・バチの使用
 【JDBA】公認検定に合格したマイパドル・マイバチの使用を認める。マイパドル・バチの公認検定申請は、前日の監督会議および大会当日午前8時から予選終了時までに検定場所(南天満公園内受付テント)で受検すること。それ以外では行わないので注意のこと。

⑥クルーからの合図
 レース中事故が発生し、レースを続行できない場合は、漕手の多数がパドルを頭上に揚げ、審判に合図する。チーム安全主任の指示で必要な処置を行う。状況により、停艇もしくは大会役員の指示により乗艇場等へ回航する。この処置を怠ったり、審判の停艇合図を無視し、レースを続行したりしてはならない。失格の対象とする。

⑦審判艇からの合図
 審判艇からの停艇合図等はホイッスル、エアーホーンで行うので出場クルーはこれら器具の使用を禁止する。

⑧レース続行
 落水者発生の場合、クルーのみの力で自艇に戻り、負傷の有無を確認し、審判の指示があればレースを続行してもよい。

⑨救急処置
 大会会場内で、選手が救急を必要とする事態発生の場合、競技本部に届け、本部は必要な処置(救急車の手配等)を行う。クルーメンバーは必要により、事故者の親しい友人、家族の中から、付き添い者、当面の資金等手配すること。

⑩損害賠償の請求
 故意に艇を転覆させたり、貸与パドルや艇を破損させたりした場合、そのチームはその場で退場処分とし以後の出場を認めない。またこの行為による損害について、主催者はチームに損害賠償を求める。退場等の処分はチーム及び個人にも及ぶものである。

⑪失格・退場
 レース中、いかなる理由でも選手間の暴力行為、役員への暴言、公序良俗に反する行為を禁止する。本協会と競技会の品格を汚す言動や不正な行為があった場合、当該チームにペナルティカード(イエロー・レッドカード)を発行し、失格・退場また除名処分とする場合がある。その処分は、個人のみならずチームにも及ぶ場合もある。 

⑫抗 議
 判定に異議ある時は、各クルーのキャプテンまたは監督のみが抗議できる。成績発表後15分以内に競技委員会委員長宛ての文書(書式自由)と供託金3万円を添えて、競技本部に申し立てること。抗議を受けた場合は、審判長を中心にレース結果を精査し、できるだけ早く回答する。抗議が認められれば、そのレースの順位変更、再レース等を各チームに命じることがある。また、供託金は払い戻す。抗議が認められないときの供託金の返金は行わない。この供託金の処置は、主催者で別に決める。



⑬提 訴
 競技委員会の判定に対する抗議は、監督がレース結果の決定通知を受けて20分以内に「上訴審判」に行うものである。その必要事項は、前項に準じ、さらに供託金3万円を必要とする。「上訴審判」の決定は一審最終である。
 以上の判定があった際、この結果を不服として、次レースの棄権や表彰式のボイコットをしたときは、全成績発表を最下位、失格処分(チーム名抹消)とし、当該チームの次年度以降の出場を認めない。この処分は、個人のみならずチームにも及ぶものとする。

⑭ドーピング検査
 競技中、競技外を問わずドーピング検査を行う。これに協力しない個人、チームは失格となり、処罰の対象となる。
 また、違反があった場合や結果に陽性反応が出た選手は、JADA(日本アンチドーピング機構)より厳罰に処せられる。薬、毛髪剤、漢方薬、強壮剤等の服用には充分注意すること(詳しくはJADAのホームページを参照)。陽性反応が出た個人に対しては、日本ドラゴンボート協会及び日本アンチドーピング機構(JADA)より厳しい処分が下される。

⑮第12回世界選手権代表選考について
 大会終了後、理事会で代表を選考し、発表する。

⑯免 責
 主催、後援、主管、特別協賛、協賛、協力の各団体は、参加者に対し、応急処置以外の責任は負いません。健康と怪我等の防止に留意し、各自の責任でご参加ください。また、安全上ペースメーカー装着者は参加できません。また、①心臓に問題がある②運動中に胸の痛みを感じる③めまいのためふらついたり気を失った④血圧、心臓の薬を飲んでいる⑤骨や関節に問題がある方は必ず事前に医師の診断を受けてその指示に従ってください。
 また、会場内での破損、紛失、盗難などに対しても一切責任は負いかねますので、貴重品は身につけるなど手荷物の管理には、充分の配慮をお願いいたします。

※本イベントで撮影した写真などを、主催者以下関係各団体がそれぞれ発行する新聞、広報誌、インターネットの記事や広告、または放送に使用する場合がございますので、各チーム、各選手はあらかじめご了承の上、出場してください。
ドラゴンボート競技参加の皆様へ
(一社)日本ドラゴンボート協会競技本部より

☆一部競技規則と重複しますが、安全で、活発、楽しいレースを行うため、よく理解しておいてください。 

 (一社)日本ドラゴンボート協会 理事長 櫻井 顕一

◇審判組織と役割
競技中の審判組織と役割は次のようになっています。

●発艇員
 スタートの発艇員であり、審判です。フライングの監視はこの部署の専管事項です。最初にフライングがあった場合は「肉声」で停船を指示し、再レースを行います。2回目はレースを続行させ、フライング艇は当該レース最後着とします。
※スタート時にパドルを水中に浸けても違反とはなりませんが、「Attention」以降にパドリングするとフライングの対象となります。

●100㍍審判員
 スタート後、100㍍以内で「衝突」「転覆」が発生した時は、発艇員、水路審判は赤旗を揚げ、左右に大きく振り合図します。太鼓手や舵取りは、この地点での確認をしてください。無事全艇通過後は白旗をあげます。

●水路審判員
 水上のボート上で、スタート時はレーンの後方に待機します。競技中に規則が遵守されているかを監視します。100㍍地点までは100㍍審判と協力し、「衝突」「転覆」があった場合は「赤旗」をあげ、全艇停船させ再レースの通告などを指示します。
 100㍍地点からゴール地点まで規則違反があれば審判長に「赤旗」を振って合図し、レース終了後、審判長に状況を報告する。尚、競技中のレース艇に不測の事態が発生した時は、安全委員と協力し事故発生クルーに対して安全上の指示を行います。
 ※シープドッグ艇がない場合は、その役割も担います。

●決勝審判員
 順位の判定をする。計時員の計測した記録、順位を確認し、審判長に回送する。

●写真判定
 決勝線延長上に高性能のハイスピードカメラ(本年より導入)を設置し、全艇のゴールを撮影し、着順判定を補助します。

●上訴審判
 判定や競技運営上、規則で判定できない高度な判定を行います。失格、除籍等の最終判定機関です。

●羊犬艇(シープドッグ艇=モーターボート)
 水路外ゴール地点付近でレース運営の円滑をはかるため、レース終了後の各艇を、速やかに安全に、乗艇場へ導くのが主任務ですが、前方から水路審判を行い、事故発生時の救助の役割もします。

◇その他の役員
●招集員
 レースに備え、各チームの選手は集合場所(八軒家浜)に、各レース30分前に集合。招集員は資格審査(選手登録簿等の照会)を行い、招集場所に待機させます。なお、選手登録簿に記載されていない選手の乗艇は一切認めません。
 安全委員と協力して服装などの点検等を行います。(上半身裸では乗艇させない。タトゥーは長袖を着用し見えないようにすることなど。呼び込み、人員数確認などは主目的ではありません)。会場でのチームの呼び出しはなし。時間内に集合していない場合は失格となります。
 本年の日本選手権では、第1レース出場のチームは8時20分まで、第2レース出場のチームは8時30分までに乗艇を完了してください。

●安全委員
 競技規則に定める安全対策に従って、競技参加者の競技衣類等、競技者の安全に関する検査を行い違反チームと個人に指示及び指導します。

●検定委員
 競技参加の全艇の規格を検査・測定し、安全装備の確認とパドル検定、バチ検定を行い違反の有無を確認します。マイパドル等の申請は予選終了まで受け付けます。

●配艇員
 艇の乗艇場付近で、艇番等を組合せ表に照合し、パドルや艇を配備します。クルーは割り当てられた用具を規定時間内に点検調整してください。原則として、その変更は重大な障害等が有ると競技役員が判断した場合以外一切要求できません。出艇後は変更の申し入れは不可。

※「レース成立」とは
 全艇が違反なくゴールし、かつ龍尾も決勝線を越え、そのまま安全に乗艇場へ接岸できると審判長が認め、宣言した時をもって、レース成立とする。よって、ゴール後急激な方向転換等で他の艇に危害を及ぼすなどの行為も「漕路妨害」として失格の対象となる場合があります。成立の合図は決勝審判で白旗を揚げます。
 本コースの特性からゴール後は必ず停船し、艇の安全を確認した後、反時計廻りで乗艇場へ戻ってください。レース途中で違反と判定されたチームでも完漕しないと失格(次レース進出を許さない)となります。レース成立時には、白旗を競技本部にも揚げます。その後の抗議等による審議中は赤旗を揚げます。


◇発艇の要領
1.各艇はスタート地点では、所定の方法で艇を止め、スタートに備えてください。本コースでは、スタート地点の天満橋よりロープを垂らし、その先端を舵取りが保持し、スタートに備えます。

2.発艇員が、チーム紹介と確認のためチーム名とレーン番のコールを行う。

3.太鼓手はスタート準備が完了したら、バチを太鼓上に置き静止させます。漕手は、パドルを水中に浸けてもかまいませんが、「Attention」のコール以降にパドルを動かすとフライングとなります。スタート直前に不都合が生じたら、舵取りが手を挙げる大きく手を振り、太鼓手も2本のバチを高く上げて手を振って、発艇員に合図してください。

4.スタート1分前に整列終了を認めたらドラを鳴らし、鳴り終えてから30秒以内(直ちにの場合もある)にスタートします。

5.スタート合図は、発艇員の「Are you ready?」「Attention Go!」の掛け声で、大旗の振り下ろしを同時に行います。「Attention」と「Go」の間隔は状況に応じて連続する場合や5秒ほど空く場合があります。

6.1回目のフライング発生時は、再スタートします。各艇は速やかに艇を止め、再スタートに備えてください。2度目のスタートでもフライングが生じた場合は、レースはそのまま続行させ、フライングを犯したチームは、自動的にそのレースの「最下位」とします。フライングしたクルーが完漕しない場合は、「失格」となります(次レース進出を認めない)。


◇「天満橋会場」での競技場の特性による注意
 天満橋会場は、川幅が狭く、流れもあり、スタート地点が橋桁のそばにあります。また、レース中も観覧船等が航行します。安全面を最大限考慮して、乗艇場(八軒家浜船着場及び仮設台船)からスタート地点へ向かうのは前のレースの全艇がゴールしてからとします。乗艇後はしばらく乗艇桟橋で待機し、係の指示に従って動いてください。なお、本会場ではドラゴンボートは右側航行。天満橋をくぐり、旧水上バス桟橋付近まで直進してからUターンし、各レーンに向かいスタート準備を整えてください。左岸側から1レーン、2レーン、3レーン、4レーン、5レーンの順で最大5艇レースとなります。本コースの距離は250㍍です。
 ゴール後は、必ず艇を止めて右側航行で戻ってください。コースの特性から特に1レーン、2レーンの艇は他船の安全を確認してから少し右側に舵を切ってから右側航行でスタート地点に大回りで戻ること。
  レース中に、水上バス等の動力船と衝突する危険がある場合は、ドラゴンボートが舵を切り、回避行動を取って下さい。
  着岸は、配艇員の指示に従ってください。
 シニア、女子の決勝(2回戦)出場チームは、レースの延滞が予想されるため、速やかにスタート地点に戻ってください。各優勝チームは、オープン決勝終了後、八軒家浜桟橋で行う表彰式に参加してください。
 混合決勝の1-3位チームには約3分間の「ウイニングラン」を認めます。他艇は速やかに乗艇場へ戻ってください。なお同種目1-3位チームは、オープン決勝終了後、八軒家浜桟橋で行う表彰式に参加してください。
 オープン決勝の1-3位チームはゴール後、約3分間の「ウイニングラン」を認めます。4、5位チームは停船後、舵を右に切り、乗艇場に戻ってください。オープンの1-3位チームは、「ウイニングラン」終了後は八軒家浜桟橋に接岸し、表彰式に参加して下さい。


◇競技実施要項
1.レースはIDBF公認champion艇を10艇使用。艇及びパドルは主催者の用意したものか、日本ドラゴンボート協会(JDBA)検定済パドルを必ず使用すること。

2.定員は、漕ぎ手20人、太鼓手1人、舵取り1人、補欠3-8人の最大30人で編成。太鼓手、舵取りを含めて最少18人以上で編成すること。オープン選手権に出場する選手の性別は不問。女子選手権に出場するA団体登録チームの選手は、太鼓手、舵取りを除き、全員女子でなければならない。混合の漕ぎ手は、男女いずれも8人以上が必要。シニアはクルー
全員が満40歳以上。
オープン、混合は決勝戦では舵取りの派遣はできないが、シニア、女子は、日本ドラゴンボート協会の育成種目のため予戦、決勝を問わず、舵取りの派遣を認める。

3.レースは距離250㍍。オープン、混合は予選、敗者復活戦、準決勝戦、B決勝戦、決勝戦の順に進行する。女子、シニアは2回戦制とし、得点合計で順位を決定する。

4.参加資格は、満15歳以上(2014年1月1日現在)の健康な男女で競技ウエアを着用して泳力100㍍以上の者とする。

5.各種目で成績優秀なチームを2015年にカナダで開催予定の第12回世界選手権の日本代表候補に選出する。世界選手権の選考基準は、本年度の東京大会または堺泉北港大会に出場したA団体登録チームで、大会終了後に発表する。

6.競技中、競技外を問わず随時ドーピング検査を行う。これに協力しない選手はJDBA(日本ドラゴンボート協会)反ドーピング規定及びJADA(日本アンチドーピング機構)の規定により厳しく処分する。


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